夏バテしない麺類の食べ方
そろそろ夏本番ですね?暑い日も多くなってきました。
暑くなると、食欲が低下したり食べることが面倒くさくなる方、
アイスやのどごしの良いざるそばといった麺類を食べる回数が増えたという方、
いらっしゃいませんか?
毎年、夏~秋にかけて
○疲れやすい
○体力が低下する
○夏風邪などをひいてしまう
このような方は要注意です。
しかし、日々の食事の食べ方を“ほんの少し”意識すれば大丈夫です。
食欲がない時の『麺類を上手に取り入れるコツ』をお伝えします。
そばやそうめんなどの麺類は主食と呼ばれており、
私たちが動くためのガソリン(エネルギー源)である糖質が多く含まれています。
特に、糖質の代謝を助ける働きがあるビタミンB1が不足することで、
食欲減退や疲労感を生じやすくなります。
また、体温を調整するための汗と一緒にカルシウムやマグネシウム、
カリウムなどのミネラルも外に排出されるため、
体内のミネラルバランスが崩れることにより倦怠感を感じる原因となるのです。
そのために、主食の麺類と一緒にビタミンやミネラルを補う工夫が必要となります。
夏バテを防ぐための麺類の食べ方
① ビタミンB1を積極的に摂る
ビタミンB1は豚肉やウナギ、カツオなどの動物性食品や豆類に豊富に含まれています。
にんにくやネギに含まれるアリシンを含むものと一緒に食べると
ビタミンB1の吸収力がよくなります。
また、動物性食品や豆類には血や筋肉になるたんぱく質も一緒に摂ることもできます。
Ex)茹でた豚肉を添えて冷しゃぶうどん
麺類+冷やっこや湯豆腐(生姜やシソの葉などの香味野菜をのせて)
② 旬の野菜や果物を取り入れる
夏が旬の野菜(トマト・枝豆・ピーマン・ナス)や果物は、
ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
特に夏の食物は、熱をとって身体を冷やす働きや、
活性酸素の除去作用があるフィトケミカル(ポリフェノールなど)が多く含まれています。
また、水分も多く含んでいるため、水分補給にもなります。
季節の食べ物は、その時期に必要な栄養をたっぷり含んでいるだけではなく、
お値段も安いのでおススメです。
Ex)野菜たっぷりの冷やし中華
麺類+夏野菜炒め(単品)
③ ネバネバ食材を取り入れて食欲アップ
麺類を食べる時の注意点は、「噛まずに飲み込みやすい」ということです。
よく噛むだけで胃や腸への負担を軽減するだけでなく、ストレスの軽減にもつながります。
この他の意識や工夫は、外食でも可能です。
同じものを食べていても“ほんの少し意識するだけ”で身体が変わります。
プラスするポジティブな気持ちで、暑さに負けない身体を作りましょう。
私たち管理栄養士が、おひとりおひとりのライフスタイルや
『目的とゴール』に向けたサポートも承っております。
ご興味のある方は、まずプチレッスンやダイエット講座へご参加ください。
担当者 Tomoyo