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低カロリーダイエットの落とし穴

ダイエット=減量が成功するために必要なことは『継続可能な方法か?』ということ。
低カロリーダイエット低炭水化物ダイエット一時的には体重減少が可能です。
 
とくに低炭水化物ダイエットに関しては、体重減少が期待できるでしょう。
 
それに対して低カロリーダイエットは、
頑張っているよりも体重減少は期待できないと思います。
 
私たち動物も車と同様、
生きるためのガソリン=エネルギーを取り入れなければ生きていけません。
 
エネルギー摂取量を減らしていくと
計算上では体重が減っていくはずですが、
実際はなかなか思い通りにいかないんですね。
 
低カロリーダイエットの落とし穴
①低カロリー食を続けると、身体の代謝が低下する
 
多くのガソリンが入ってこないのであれば、
身体が少しのエネルギーで生きられるように代謝が低下します。
具体的には、代謝促進をするホルモン分泌量の低下などが起こり、
代謝機能も低下すると言われています。
 
また、代謝機能が低下するだけではなく、
本能的に活動量も低下するため、
一日の総エネルギー消費量も低下するというデータもあります。
 
 
②心理状態が不安定になるため、継続できない
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制限・我慢すればするほど、
そこに意識がいきやすいのです。
カロリー制限ダイエット経験した方に、
心当たりがあるのではないでしょうか。
 
とくにカロリー制限をすると、
すぐにエネルギー源として使える
「甘いもの」への欲求が高まります。
 
私のところに相談にいらっしゃるお客様の中でも
「お菓子がやめられないんです」という方が非常に多いのが現状です。
 
そこでアドバイスすることは、
お菓子をやめる努力をするのではなく、
食事をしっかり食べていただきます
 
カロリー摂取量を正常にし、代謝を上げる栄養素をしっかりとっていただくと、
“自然と”お菓子への欲求が減ってきて、
体調が良くなるほか、ダイエットにつながっています。
 
つまり、カロリー制限ダイエットは、
身体的にも、精神的にも継続にくく
リバウンドしやすいダイエット方法だということが言えます。
 
極端なカロリー制限を続けると、
摂食障害など食行動が異常になるという実験・報告があります。
 
日本人のカロリー摂取量は多いのか?
ダイエットにおいていまだにカロリー神話が根付いていますが、
はたして日本人のカロリー摂取量は多いのでしょうか?
 
実際に日本人のカロリー摂取量は、戦後と同じくらいと言われています。
エネルギー摂取量の推移.pngのサムネイル画像
 
カロリー摂取量は年々減っているのにもかかわらず、
生活習慣病や肥満が増えている現状を考えると、
太る原因が「カロリー摂取量だけの問題ではない」ということが考えられますよね。
 
実際、カロリー摂取量が多少多くても
代謝機能が高い方は、食べても太りにくいのです。
 
痩せの大食いの人は、
自身の代謝が高いことだけではなく
「いつ(When)なにを(What)どう(How)食べるか」を
栄養バランスや生活リズムに合った食を選択しています。
 
細かいカロリー計算よりも、
自分のカラダを知り、生活リズムや選んでいる食べ物を見直す方が先決ですね!
 
しかし、自分で自分の食や生活の問題点を明確にするのは、意外と難しいもの。
 
知識が「ある」ことと、「できる」は別です。
知識があればあるほど、何を信じていいのかわからない、という方も多いのでは?
 
弊社のサポートは「できる」に変えていきますよ
お悩みの方は、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
 
≪参考文献≫
●厚生労働省 国民健康・栄養調査(2014.12.02閲覧)
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_eiyou_chousa.html
●公益社団法人 日本栄養士会 「管理栄養士 栄養士必携 2014年度版」 第一出版(2014)
●ジョン・ブリファ 「痩せたければ脂肪をたくさんとりなさい」 朝日新聞出版 (2014)
●Keys,A.,et al.,The Biology of Human Starvation (2 vols), University of Minnesota Press,1950
 
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