週刊SPA!様 食中毒のコメント担当
食中毒を予防するための食べ方・選び方
パーソナル管理栄養士・ダイエットコンサルタントの三城が
SPA!(スパ!) 2015年 6/23 号 扶桑社 (P44~49)にてコメントいたしました。
衛生管理・食中毒予防の観点から
●ミネラルウォーター(ウォーターサーバー)
●ジャーサラダ
●塩こうじ
●スムージー
の注意点などを指摘しました。
夏場の食中毒に要注意!!
2015年7月29日に消費者庁が「バーベキューにおける食中毒・火傷に注意!」文書を発表しました。
また、沢水を使用した流しそうめんで、腸管出血性大腸菌による食中毒が発生しました。
近年ではノロウイルスが原因による食中毒が目立ちますが、
・黄色ブドウ球菌
・ウェルシュ菌
・カンピロバクター ジェジュニ/コリ
・腸管出血性大腸菌
・サルモネラ菌
などによる食中毒も起こっています。
飲食店による食中毒のニュースは、耳にしやすいですが、
家庭での食中毒は、ニュースになりにくいもの。
調理の過程が増えれば増えるほど、人の手が加われば加わるほど、
食中毒のリスクは高まります。
そして、日本の気候は、高温多湿。菌が好む環境にあります。
健康を意識して、流行の健康法を頑張ることも大切ですが、
健康というのは、血液の数値・体重・体脂肪率だけではありません。
そして、忘れてほしくないのが「食中毒菌と戦える免疫力をつけること」。
菌が体内に入ってきても、発症する人/しない人がいます。
菌を増やさない・入れない工夫だけではなく
自分の免疫力を高めておくことが、一番の食中毒の予防になります。
免疫力が高い身体は、毎日のほんの少しの積み重ねで作られます。
とくに毎日30度を超える気候の中では、
暑さによって以下が起こりやすくなります。
□ 消化液が薄まる
□ 内臓機能の低下
□ 栄養素の不足
□ 免疫力低下
サラリーマンのみなさまに、健康を考えるきっかけになれば幸いです。
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