【レポ】元オリンピック選手によるWalk&Run講座
50km競歩にてバルセロナオリンピックに出場した園原健弘先生をお招きして
Walk&Run講座を開催しました。
すべての基本は“姿勢”
誰しもが「立つ」「歩く」「走る」ことができます。
しかし、どのくらいの人が、正しい姿勢を知り、日常生活で実践できているでしょうか。
街中で歩いている人を見ていると、
顔はかわいくて、キレイにメイクをしており、
流行のファッションを取り入れてオシャレなのにもかかわらず、
残念な歩き方の女性が大勢います。
そして、そういった女性ほど「隠れぽっこりおなか」をしています。
日常生活における姿勢の癖が、身体の歪みを作りだし、
頭痛や肩こり、腰痛のみならず、
内臓の動きや代謝を妨げ、おなかぽっこりなどの原因になっています。
そこで、本講座では、姿勢の基本や身体のメカニズムなど
理論と実践を合わせて丁寧にに教えていただきました。
正しい歩行姿勢のポイント
基本姿勢を学んだあとは、正しい歩き方についてです。
正しい姿勢の延長上に正しい歩き方があります。
身体を移動させるためには、立つから歩くの動作をスムーズに連携することが重要です。
とくに重要なのは、股関節の動きと、肩甲骨、膝の方向。
これらを実践交えて、身体に覚えさせていきました。
正しい走り方とトレーニング方法
そして、いよいよランニングの基本です。
「走る」と聞くと、脚を鍛えて蹴り上げて動かすイメージがありますが、
その動きでは、怪我を助長してしまう可能性があります。
そこで、体重のかけ方や身体の動かし方、脚の役割など、
ひとつひとつの動きを確認したうえで、
最後にすべての動きをランニングという動作につなげていきました。
最後に1kmランニングを行いました。
今までランニングの後はふくらはぎに乳酸がたまり、
張りを感じていましたが、教えていただいた走り方では、まったく脚に負担がありません。
正しい食事と同じように、正しい身体の使い方を学ぶことの重要性を痛感しました。
学んだことを日常生活に取り入れ、カウンセリングなどにも生かしていきたいと思います。
園原先生、貴重なお話ありがとうございました!!
影響力のある管理栄養士になるための勉強法
私たち管理栄養士は、自分自身が見本になります。
知識を詰め込むことも重要ですが、
その道のプロから直接教えていただくこと、
そして、可能な範囲で自分自身が実践することが
一番の説得力と影響力につながると考えています。
自分にとって本当に必要なものに敏感に反応できる
直感力と俊敏性が大切だと思います。
たくさんのチャンスが目の前にあるにもかかわらず、
気づくことができないために逃していたり、
よくわからないものに時間とお金を投資して
「勉強しているつもり」になっている方が多いなと感じています。
無駄な時間を過ごしたくない、失敗したくないと慎重になりすぎていませんか?
人生に無駄な時間はありませんし、失敗こそ成功の種です。
重要なことは、失敗から何を得るか、ではないでしょうか。
○○な管理栄養士になるためには
・○○(資格)とった方がいいですか?
・大学院に行った方がいいですか?
・どの本を読んだ方がいいですか?
・どの講座がいいですか?
キャリア相談でこのようなご質問を多くいただきます。
どの選択も正解/不正解はありません。
ただ大切なことは1つ、自分の着地点を明確化しているかどうか、
これに尽きると思います。
直感力と俊敏性を高め、夢を実現するサポートができると幸いです。