美味しい「出汁」でワンランク上のお料理を目指しましょう!
もう12月。おでんやお鍋、あったかいお料理がおいしい季節ですね。
最近は、自宅で簡単にこれらの料理が作れる「素」がたくさん販売されていますが、
せっかくなら自分で「出汁」からしっかり取ってみませんか?
出汁をしっかり取るだけで、お料理がワンランクアップしますよ!
「出汁」とは??
「出汁」とは、ご存知の通り「食品を煮て出した汁」のことです。
主に、料理に「うま味」を加えるために用いられています。日本料理だけでなく、中華料理、韓国料理、西洋料理など様々な国の料理で使われています。
取り方や使う食材は国によって異なります。
日本料理
昆布、カツオ、椎茸、魚介類、乾物などを煮だす。味噌汁、麺類、鍋、煮物などで使用される。
中華料理
鶏肉、鶏ガラ、豚肉、海老などを材料とする。だしがらとして使用せず、取り出して別の料理に使用する場合が多い。「湯(タン)」と呼ばれている。
韓国料理
牛肉、鶏肉、貝などが使用される。
西洋料理
牛肉、鶏肉、魚、野菜(玉ねぎ、人参、セロリなど)、香草類などを材料とする。オーブンで焼いてから長時間煮込むことが多い。「ブイヨン」や「フォン」と呼ばれている。
日本料理には欠かせない!美味しい「出汁」の取り方
様々な国の料理に必要不可欠な「出汁」。もちろん日本料理にも欠かせません!まずは、基本の出汁「昆布っだし」からはじめてみましょう。
あらゆるお料理の味を引き立たせてくれる「昆布だし」。覚えておいて損はありません。出汁の中で最もクセがなくあっさりとしていますが、うま味成分もたっぷりと含んでいます。かつおだしとの相性も抜群です
【材料】
水…1000ml
昆布…10g
【作り方】
昆布の汚れを落とし、鍋に水と一緒に20分~30分入れておきます。
中火にかけ、沸騰したらアクを取り昆布が爪に食い込む程度にやわらかくなったら火を止めます。
忙しい方には、水出しもおススメ!汚れを落とした昆布を水と一緒に容器に入れて一晩冷蔵庫に入れておくだけでOKです!
初心者さんはまずは「昆布だし」からはじめてみてはいかがでしょうか?
「かつおだし」とも相性抜群ですので、慣れてきたら「かつお」も使ってお好みの「出汁」を取ってみてくださいね。
「出汁」と「顆粒だし」の違い
「出汁」をしっかり取った方が美味しいことはみなさんよくご存じかもしれませんが、やはり手間を考えると「顆粒だし」に頼りがちな人も少なくないと思います。
「顆粒だし」とは、食材から抽出した液体の水分を飛ばして加工したもので、食塩や化学調味料、砂糖などを原材料(昆布やカツオなど)に添加しています。
ですので、本来の「出汁」には含まれていない成分がたくさん入っているのです。塩分の摂りすぎにもつながりますので、日常的に使用するのはあまりおすすめしません。
とはいえ、忙しい方にとって毎日しっかりと出汁を取るのは少しハードルが高いかもしれません。そんな方には「だしパック」がおすすめです。
「だしパック」はかつお節や魚粉などを紙のフィルターに入れたものでお湯に入れてだしを取るので簡単です。
まずは自分のできるところからはじめてみましょう!お正月には美味しい出汁でお雑煮を作ってみるのもいいですね!!
弊社では、おすすめの「だしパック」も取り扱いしておりますので、ご興味のある方はお問い合わせくださいね。
担当管理栄養士 : 中西由紀
<参考文献>
秋山直浩「味に差がつく!基本のだし」PHP研究所(2015)
