健美のために!胃をいたわる新年の迎え方
新年、明けましておめでとうございます。
2016年もますます健康にキレイに過ごしましょう!
さて、年末年始はお酒を飲む機会が増えたり、ついつい手が伸びてしまうごちそうが続いたり、夜更かしなどで生活のリズムが崩れてしまったりと、カラダに負担がかかりがちです。あなたはスッキリと新年を迎えられていますか??
胃、疲れていませんか?
胃がもたれる、なんとなくカラダが重い、だるいなどといった症状はありませんか?
これらの症状がある場合は、胃がお疲れモードの可能性大!なので注意が必要です。
原因別 お疲れ症状
・食べ過ぎ
吐き気、おなかに触ると気持ちが悪い、口臭
・冷え
冷えると痛み温めると楽になる、むくみがある、
舌のふちにギザギザした歯の跡がある、空腹時に胃が痛い
胃への思いやりを・・・
暴飲暴食や不摂生、冷えなどによって、胃腸がうまく働かなくなり消化能力が弱まると、必要な栄養を体に取り込むことが難しくなるため、疲れやすい、肩こり、むくみ、肌荒れなどのイヤ~な不調や、外からの菌の侵入をはね返すことができず風邪をひきやすくなったりと、カラダ全体に様々な症状が起こりやすくなってしまいます。
胃の様子がいつもと違うと感じたら、すぐに休ませてあげましょう。
胃に優しい食材をご紹介します。
*胃が疲れている時には、消化能力を助ける食材を!
冬が旬の野菜には、消化を助ける働きがあるものもたくさん。サラダや煮物、お漬物などに応用しましょう。
・大根
消化を高め、胃もたれや腹部膨満感を解消します。
? おススメレシピ : 大根とツナのサラダ、大根のお味噌汁 など
・カブ
消化不良を解消、胸焼けや吐き気に効果的です。
? おススメレシピ : カブと柚の浅漬け、カブのコンソメ煮 など
・キャベツ
食べ過ぎ胃もたれの強い味方
・その他、トマト、ゆず、きんかんなど
*胃の冷えには胃を温めてくれる食材を!
・ニンニク
胃を温め、消化を促す心強い食材です。鍋や炒め物にプラスアルファしましょう。
・山椒
胃の代謝機能を高めてカラダを温めてくれます。豚肉や鶏肉の煮物に加えてもGOOD。
ハーブティーでスッキリ フレッシュミントティー
温かいお湯にフレッシュなミントを入れるだけ。ミントの香りで、気持ちもリラックスさせましょう。
胃をいたわる3つの方法
食べものだけではなく、食べ方でも胃をいたわることができます。いつでもどこでもできる食べ方の工夫で、胃腸の状態を整えていきましょう。
①腹八分目
「苦しい」「食べ過ぎた」は腹十分目。その一歩手前でごちそうさまを。
②よく噛む
消化を助ける唾液の分泌が増え、胃への負担を減らします。また、よく噛むと脳の満腹中枢が満たされるので食べ過ぎ防止にも!
③冷たいものを避ける
胃腸がしっかり働く温度は、体温+1~2度程度。それより温度を下げてしまわないように、なるべく温かいものを。
その他、カラダが疲れていると胃の働きも弱くなりがちなので、睡眠をたっぷりとることも大切です。
胃が正常に働いていると、代謝もよくカラダがとても軽やかになります。
おいしいものをたくさん食べ飲み、楽しい時間を過ごした分、少しだけカラダを休ませて2016年を軽やかにスタートさせましょう。
担当管理栄養士 : Aki
<参考文献>
・「美肌のためにはまず美腸!胃腸ケアでツルピカ美肌に」
http://and-flow.com/journal/2015/06/05/1435/(2015.12.30閲覧)
・「胃の不調にオススメのハーブティーをご紹介」,ハーブティー効能ガイド,
http://herb-store.net/nayami/i.php(2015.12.30閲覧)
・池田陽子「ゆる薬膳。」株式会社日本文芸社(2012)
<Aki執筆コラム一覧>