むくみの原因は栄養失調?!
San-CuBic代表 パーソナル管理栄養士 ダイエットコンサルタントの三城円です。
私は普段、ダイエットのサポートをしていますが、ご相談にいらっしゃる多くの方が「むくみ」についてもお悩みを抱えていらっしゃいます。
むくみ対策というと「塩分」「水分の量」を気にされているかもしれません。それはあながち間違いではないのですが、むくみの原因は「栄養失調」によるものも考えられます。
大人の身体の半分以上は水分
大人の身体の中には約60%が水分でできており、細胞の中・細胞の外に存在しています。
細胞内に多くの水分がある状態は、お肌のハリ・うるおいなど美容にとってプラスになります。
細胞の外でも、血管の中に多く存在すると、血流が促されてめぐりがよくなりますが、
細胞と細胞の間、これを細胞間質というのですが、ここに水が滞ってしまっている状態を「むくみ」といいます。
栄養失調がむくみにつながる
水の特性は、濃度が高いほうに移動します。
とくに血液の中にはたくさんの栄養素が存在しているため、栄養が満たされているときは血管内に水分がたくさん存在し、代謝など体内のめぐりもよくなります。
しかし、血液に栄養素が不足していると、血管内の水分が血管外に流出してしまい、むくみとなります。これが「栄養失調によるむくみ」なのです。
たとえば、栄養失調状態の赤ちゃんのおなかがパンパンになっているのをテレビなどでみたことがありますよね。これもむくみのひとつです。
むくみの改善は「よく食べること」
「むくみ対策は飲料水から」というイメージが根強く、「1日2リットルの水分を飲まなきゃー!!」と頑張っている方も多いかもしれません。
飲料水として一生懸命飲んでも、体内で吸収されなければおしっことして外に排出されてしまい、それはむくみの対策にはなりません。「水を飲むとトレイが近くて困るんです」というお話もよく聞きます。
それは、水分(液体物)は胃や腸などの消化管はホースの管だと思ってもらえれば想像に難くありませんが、スーッと通過してしまい、尿意につながるのです。
水分摂取の方法は飲料からだけではなく、食事からもとることができます。通常の食事でとれる水分量はどのくらいでしょう。
たとえば、一汁一菜のような基本食を食べていれば、食事からも1リットルほど摂取できます。また食事は、胃での滞在時間が長くなるため、水分がゆっくりと吸収されます。
このことからも、むくみ改善のためには、水分摂取のみならず食事をしっかり食べることが大事なのです。
「むくみ」改善、そしてダイエットや美容にとっても、まずは日々の食事の内容・質を見直すことが一番の近道ですね。男性のメタボも女性のおなかぽっこりも「栄養失調」よるものです。
こういった話を踏まえて、日々の生活で実践できることを3月の1dayレッスンでお伝えいたします。
極端な方法ではなく「おいしく楽しく食べて健康になりたい」という皆様のご参加を待ちしております!!
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まずはお試しカウンセリングにお越しください。お悩みに合ったサポートをご提案いたします。